「サーファーズハウスって、結局どんな家のことですか?」
お客様から、こんなふうに聞かれることがあります。
実はこの言葉、建築用語のように、はっきりした定義があるわけではありません。
だからこそ、工務店によっても人によっても、思い浮かべるイメージはバラバラです。
今回は、サーファーズハウスの「定番」を整理したうえで、「定番を全部入れても、暮らしやすい家になるとは限らない」という話と、千葉・外房で建てるときの現実的なポイントまで、まとめてお伝えします。
少し長くなりますが、お付き合いください。

サーファーズハウスとは、「海と遊ぶ暮らしのための家」。
ルーツは、アメリカ・カリフォルニアの温暖な海辺の街。
サーフィンやアウトドアを楽しむ暮らしから生まれた、開放的でラフな住まいのスタイルです。
「こうでなければサーファーズハウスではない」という決まりはありません。
ただ、共通しているのは、海や外で遊ぶ時間と、家の中の暮らしが地続きになっていること。
その考え方が、外観にも間取りにも表れます。
外観の定番
カバードポーチ|
屋根のかかった玄関前のデッキ。雨の日でも外で過ごせて、BBQや道具の手入れの場にもなります
切妻屋根|
三角形のシンプルな屋根。重心が低く、どっしりした佇まいになります
ラップサイディング|
細長い板を重ねて貼る外壁。立体感のある、ラフな表情が出ます
色づかい|
白やペールブルーなどの爽やかな色が定番。ブラックのサッシで引き締めると、一気に男前な印象に
外観は、ひと目でスタイルが伝わる分、「型」がはっきりしている部分です。

内観・間取りの定番
吹き抜け・勾配天井|
天井を高くして、光と風を通します
広い土間|
サーフボードや自転車の手入れもできる、道具のための場所です
外シャワーから洗面への動線|
海から帰ったら、砂と塩を外で流して、そのまま洗面・浴室へ
ギアの居場所|
ボードやウェットスーツを置く場所、干す場所を、最初から決めておきます
無垢材・タイル・造作の洗面|
素材の質感で、ラフさの中に上質さを出します
フリースタイルでも、外シャワーやサーフボード置き場といった機能は、もちろん用意できます。

定番を全部入れても「暮らしやすい家」になるとは限らない。
ここまでが、いわゆる「サーファーズハウスの定番」です。
でも、正直に言います。定番を全部入れたからといって、それが暮らしやすい家になるとは限りません。
たとえば、千葉県内で建てた「6mの空を、日常にした家」。
ご夫婦ふたり暮らしのお宅で、その家の主役になっているのが、天井の高さです。
その高さは6m。吹き抜けと呼ぶのも少し違うくらい、空まで抜けるような空間です。
広さを稼ぐ家もあれば、高さと、外とのつながりに振り切る家もある。
どちらが正解ということはなく、暮らし方で決まります。
施工事例でも紹介している、ペールブルーの外壁にブラックのサッシを合わせた家も、石貼りの壁と、高さ約3mの壁に囲まれたテラスのある家も、
同じ「サーファーズハウス」という言葉から生まれた、まったく別の家です。
だから僕たちは、サーファーズハウスの「型」を先に決めません。
最初に聞くのは、どんな暮らしがしたいか。型は、その答えを実現するための手段のひとつだと思っています。
千葉・外房で建てるなら、知っておきたい「海の近く」の現実
サーファーズハウスの多くは、海の近くに建ちます。
外房エリアも例外ではありません。
かっこいいだけでなく、海のそばならではの現実もあるので、先にお伝えしておきます。
① 塩害
潮風に含まれる塩分は、外壁や金属部分、エアコンの室外機、給湯器などを傷める原因になります。ただ、影響の大きさは、海からの距離や、海との間に建物や木立があるかどうかで大きく変わります。
目安としては、海岸から数百m以内は特に注意が必要で、1km前後までは対策を考えておきたいところ。基準はメーカーによって異なるので、土地ごとに確認が必要です。
基本の対策は、室外機や給湯器に耐塩害仕様の機器を選ぶこと。そして、外壁や窓についた塩を、水で洗い流すことです。
フリースタイルでは、構造の接合部に防錆性の高いHSS金物を使っています。自動車のボディにも使われるカチオン電着塗装を施した金物で、沿岸部でも使用できます。
② 湿気
海の近くは湿度が高くなりやすく、潮風を避けて窓を閉める日も増えます。
そのぶん、結露やカビには気をつけたいところです。
フリースタイルでは、現場で隙間なく発泡施工する高気密・高断熱の家づくりに、断熱性の高い樹脂サッシとLow-E複層ガラスを組み合わせています。
躯体内の結露を抑えて、住まいを長持ちさせるためです。
③ 砂と塩を、家に持ち込まない動線
海から帰って、砂と塩を家に持ち込まない。
外水栓や外シャワー、土間、洗面までの動線は、サーファーズハウスが「かっこいい」だけでなく「実用的」な理由でもあります。
海風に当たった洗濯物は塩分でベタつきやすいので、干す場所や室内干しのスペースも、先に考えておくと安心です。
④ 風
海沿いは風が強い日も多いので、家そのものの耐風性も大切です。
フリースタイルでは、構造材と構造用の床合板で家全体を一つの箱のようにまとめるモノコック構造で、耐震性と耐風性を高めています。
このあたりは、土地によって条件が大きく変わります。「この土地なら、何を優先するか」は、土地探しの段階から一緒に考えるのがおすすめです。
サーファーじゃなくても、建てられますか?
もちろんです。
以前の記事でも書いたとおり、サーファーズハウスは、サーフィンをする方だけのものではありません。
開放的な空間、外とつながる暮らし、時代に左右されにくい外観。
そこに惹かれるなら、十分に「あなたの家」の候補になります。
型より先に、暮らし方を聞かせてください
「これだけは譲れない」ということがあるなら、まずそれを聞かせてください。
サーファーズハウスにするかどうかは、そのあとで決めても遅くありません。
モデルハウスでは、構造模型や素材の質感も、実際にご覧いただけます。
言葉や写真だけでは伝わらない空気感を、ぜひ体感してください。
千葉で、こだわりの詰まったサーファーズハウスをお考えの方は、お気軽にご相談ください。
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千葉外房でサーファーズハウスを中心とした注文住宅をつくっています。「普通の家じゃ物足りない」という想いに、とことん向き合う。
それが、フリースタイルです。
社名 株式会社フリースタイル
代表者 秋山譲輝 Yoshiteru Akiyama
住所 〒297-0033 千葉県茂原市大芝3-13-22
TEL 0475-36-7851
FAX 0475-44-7305
営業時間 10:00〜18:00
定休日 水曜日、年末年始
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